中国:7日物レポ金利、07年10月以来の高水準-資金逼迫

21日の中国短期金融市場で、指標 となる7日物レポ金利が2007年10月以来の高水準に上昇した。中国 人民銀行(中央銀行)が過去3カ月間に4回の預金準備率引き上げを 実施したことから、金融機関は資金が逼迫(ひっぱく)した状態にあ る。

7日物レポ金利はこの5日間で4.7ポイント上昇と、07年10月 以来の大幅な上げとなっている。中国が20日発表した昨年10-12月 (第4四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比9.8%増加。10 年の消費者物価指数(CPI)年間上昇率は3.3%と、政府目標を上 回った。

招商銀行の債券アナリスト、劉俊郁氏(深セン在勤)は「新たな 預金準備率が20日に適用されて以降、銀行は深刻な現金不足に見舞わ れており、それに加えて1週間にわたる春節(旧正月)の祝日を控え た資金需要で状況はさらに悪化している」と指摘。「大手行には銀行間 市場で貸し出す余剰資金がなく、人民銀が休場明けに預金準備率の引 き上げから利上げに転じる可能性を示唆している」と付け加えた。

上海にある銀行間資金の取引センター、NIFCが上海時間午前 11時(日本時間正午)に公表した7日物レポ金利は7.3%と、127ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。同金利はこの日、 一時8.8%まで上げた。

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