米ウォルマート:より健康的で手頃な価格の食品提供へ-肥満防止で

小売り最大手の米ウォルマート・ ストアーズは、より健康的な食料品の取り扱いを増やす方針を明らか にした。ミシェル・オバマ米大統領夫人が推進する肥満防止運動に協 力する。

同社は、2015年までに数千品目の加工食品について成分を見直し、 塩分を25%、糖分を10%それぞれ削減する計画。またトランス脂肪 酸の使用は一切なくす方針だという。

米国部門のビル・サイモン最高経営責任者(CEO)は発表資料 で、「消費者は、家族にとってより健康的な食品を、手が届く価格か どうかで選択を迫られるべきでない」と指摘。ウォルマートは毎週1 億4000万人以上が利用しており、健康的な食品をより手頃な価格で 提供することを通じ「変化を推進していく上で、ほかにはない特別な 位置にある」と述べた。同CEOは20日、オバマ夫人とともにワシ ントンでのイベントに出席した。

オバマ夫人は、ウォルマートの決定で消費者は健康的な食品に関 する情報とそれを摂取する機会をより多く得られると指摘。同社の企 業規模から考えて、今回の動きが「業界の変革につながる可能性があ る」との認識を示した。

ウォルマートは生鮮野菜や果物の値下げも計画しており、消費者 にとっては年間10億ドル(約830億円)程度の節約につながる可能 性があるという。

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