アジア株:下落、中国の追加利上げ懸念続く-指数は年初来の上げ消す

21日のアジア株式相場は下落。中 国が景気抑制に向けて追加措置を講じるとの懸念が広がり、指標のMS CIアジア太平洋指数は年初来の上昇分を吐き出した。

世界最大の鉱山会社、英オーストラリア系BHPビリトンは1.1% 安、同3位のリオ・ティントは1.4%安。商品の値下がりが響いた。海 洋油田開発で中国最大手の中国海洋石油(CNOOC)は香港市場で

1.9%安。三菱商事や中国で売り上げの約19%を稼ぐコマツも下落した。

ブラックロック・インベストメント・マネジメント(オーストラリ ア)のジェームズ・ホルト氏は「市場では、中国の成長が強過ぎ、当局 は景気の過熱を防ぐため追加引き締め策を迫られる可能性があることを 懸念している」と指摘。「現在、中国は世界における数少ない成長の原 動力の1つであるため、複数の市場で売り込まれた」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時55分現在、前日比

1.1%安の136.31。指数構成銘柄のうち、値上がりと値下がりの割合 は約2対7。

日経平均株価は前日比162円79銭(1.6%)安の1万274円52 銭で引けた。

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