四国電株続伸、財務分析でゴールドマン格上げ-自社株買い継続可能

四国電力株が一時前日比1.9%高 の2452円と続伸し、昨年12月21日以来、1カ月ぶりの高値水準を回 復。超長期の資金ニーズを試算し直した結果、自社株買いを今後10 年継続しても大きな財務負担にはならないとして、ゴールドマン・サ ックス証券では投資判断を「売り」から「中立」に引き上げた。株主 還元策継続の可能性などを見込む買いが先行した。

ゴールドマン証の酒井田浩之アナリストが20日付で投資家向け に示したリポートによると、四国電では発行済み株式数を2億株まで 減らすことを目的に自社株買いを進めてきたが、今後2-3年で目標 値に到達する可能性が見え、今後の自社株買い規模の縮小リスクを考 慮し、同証ではこれまで投資判断を「売り」としてきた。

ただ今回、将来の原子力リプレースの可能性までを考慮し、超長 期の資金ニーズを試算し直した結果、自社株買いを今後10年継続して も、バランスシート上は問題ないことが示唆されたという。来期以降 もこれまでと同規模の自社株買い実施の可能性は高く、自社株買いに より最近2年間維持されてきた平均45%のバリュエーション・プレミ アムの維持も可能と判断、株価が下落する可能性は低いと酒井田氏は 見ている。

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