米SEC、資産担保証券の情報開示規則を承認-買い戻し請求など

【記者:Jesse Hamilton、Jody Shenn】

1月20日(ブルームバーグ):米証券取引委員会(SEC) は、買い戻し請求などに関する情報開示を資産担保証券(AB S)の発行体に義務付ける規則を承認した。

SECは20日の会合で、金融規制改革法(ドッド・フラ ンク法)に基づくこの規則を承認した。また、ABSの担保資 産の精査を発行体に義務付ける2番目の規則も導入を決めた。 SECはABS市場での投資家信頼感の回復に向けて取り組ん でいる。

SECのシャピロ委員長は会合で、「ABS発行体は、過 去に受けた買い戻し請求や買い戻し実績の情報開示が義務付け られる」と指摘。「情報開示では表形式での提出が求められよ う。投資家がこの情報を利用して、引き受けに問題があるかも しれないオリジネーターを特定するのを手助けするためだ」と 説明した。

今回の規則変更は、融資の売り手や証券引受業者は裏付け となる資産の質を不正確に伝えており、買い戻しを強いられる べきだと、オールステートやパシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)、MBIAを含む住宅ローン 担保証券(MBS)投資家や保険会社が訴訟などで主張してい ることがある。

SECによると、発行体は2012年2月14日までに、過 去3年間の記録提出が義務付けられることになる。

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