ディスコ株が2カ月ぶり下落率、第3四半期減収-鈍化警戒

半導体向け、電子部品向け切断・ 研磨・研磨装置で世界首位のディスコ株が一時、前日比5.4%安の5110 円と続落。昨年11月12日(16%安)以来、約2カ月ぶりの日中下落 率を記録した。同社は20日、第3四半期の連結売上高が前四半期比 28%減だったと発表、業績改善トレンドの鈍化が懸念された。

同社が20日の取引終了後に発表したリリースによると、2010年 10-12月(第3四半期)の連結売上高は212億5400万円(前年同期 比18%増、直前四半期比28%減)となった。11年3月期予想(980 億円)に対する第3四半期までの進ちょく率は76%。ただ、上期時点 は54%で、下期予想値446億円に対しては48%にとどまっている。

同社IR室の吉田広幸氏によると、連結売上高はリーマン・ショ ック後の09年1-3月期に底を打ち、その後順調に回復してきたが、 それから7四半期目の昨年10-12月期に売り上げ、受注とも四半期で 過去最高水準だった同7-9月期を下回ったという。在庫調整で設備 投資を抑制する動きが昨年9月後半から少しあり、「もともと少し落ち るという計画で見ていたが、ピークアウト感が少し出てきている」と 吉田氏は話した。

一方、単独ベースの10-12月営業利益は15億700万円(前年同 期比20%増、営業利益率8.6%)だった。同氏によると、昨年12月単 月の受注は売り上げを超え、「反転の兆しはある。少しずつ持ち直しつ つあり、今後の動向を注視していきたい」という。

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