トヨタが急加速めぐる株主の訴え退けるよう申し立て-米地裁

トヨタ自動車は急加速に関する不 具合を知りながら公表せずに投資家を欺いたとして起こされていた米国 での訴訟で、判事に対して訴えを退けるよう申し立てた。

トヨタは20日にロサンゼルスの連邦地裁に提出した文書で、株主 による集団訴訟は米証券法に基づいて主張してはいないと指摘。投資家 を欺くものとして原告側が引き合いに出したトヨタの説明は、誇張であ るかもしくは「トヨタ車の品質と安全性に関する極めて一般化された説 明」であり、証券市場では信頼されるものではないと訴えた。

トヨタは同文書で「この集団訴訟は、製造物責任や消費者・自動車 業界規制に照らした訴えを証券詐欺の訴えに変容させようとする原告側 の企てだ」と主張した。

メリーランド州退職年金基金を原告団長とする株主らは昨年10月 4日に裁判所に提出した統合訴状で、トヨタが米国での意図しない急加 速問題を故意に隠したことが内部文書で示されていると指摘。トヨタは 2000年には不具合を知りながらリコール(無料の回収・修理)を避け るため監督当局に協力しなかったと訴えていた。株主らは急加速問題に 関係したトヨタのリコールで、時価総額が300億ドル(約2兆4900億 円)失われたとしている。

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