レポ金利が上昇、当座預金1カ月ぶりの低水準で-オペ応札増加

短期金融市場では、証券会社など の資金調達手段であるレポ(現金担保付債券貸借)金利がやや強含んだ 。金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高が約1カ月ぶりの水準ま で減少したためだ。日銀の資金供給オペに対する応札需要は増加した。

21日の東京レポレートは、1営業日後に受け渡しする翌日物(ト ムネクスト)が前日比0.3ベーシスポイント(bp)高い0.104%、2 営業日後に受け渡しする翌日物(スポットネクスト)も0.3bp高い

0.104%と、いずれも昨年12月14日以来の水準になった。市場では

0.11%での取引も目立っていた。

一方、この日の当座預金残高は1兆7000億円減の18兆1000億 円程度と、日本銀行が資金供給を積極化する前の昨年12月14日以来 の低水準にとどまった。準備預金(除くゆうちょ銀)も7000億円減の 13兆8000億円程度と同12月15日以来の水準。

国内大手金融機関の資金担当者は、国債発行日が続く中で当座預 金残高が減少しているため、レポの資金調達が若干強くなっていると指 摘。翌営業日スタートの資金供給オペが見送られるようになり、足元で 期間の短い資金を手当てしようとしている先のあてが外れている面もあ るという。

日銀は、2営業日後にスタートする期間1カ月程度の共通担保オ ペを実施しているが、応札額が通知額を下回る札割れが続いている。1 営業日後にスタートするオペは12日以降、見送られており、オペをあ てにして資金手当てを後ずれさせると、最終的にレポで資金確保を積極 化せざるを得なくなっている。

この日の全店共通担保オペ1兆2000億円(1月25日-2月24 日)の応札額は1兆1197億円にとどまる札割れになった。同オペの札 割れは6回連続。ただ、前日の同オペ1兆2000億円(1月24日-2 月14日)の応札額9390億円は上回った。

国内大手金融機関の担当者は、当座預金18兆円台の金融調節が続 くとレポ金利が上昇するため、早めに資金を手当てしておこうという動 きが増えたのではないかとみていた。市場では、来週24、25日の日銀 金融政策決定会合で当面の資金供給の方針が話し合われるのではないか との見方も出ていた。

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