ドイツ銀行CEOがスペイン首相と会談-健全性審査も討議

(2段落目以降に会談の内容などを追加して更新します)

【記者:Emma Ross-Thomas】

1月20日(ブルームバーグ):ドイツの銀行最大手、ドイツ銀行の ヨゼフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO)は20日、スペインの サパテロ首相とマドリードで会談した。スペインがソブリン債危機で傷 ついた投資家の信頼感回復に努力する中で、会談は行われた。

アッカーマンCEOとサパテロ首相は、欧州の銀行を対象に予定さ れる2回目のストレステスト(健全性審査)やスペインの貯蓄銀行の資 本増強問題を話し合った。同CEOは首相に対し、「スペイン経済の将 来を信頼している」と語ったという。首相府がウェブサイトに掲載した 声明で会談の内容を明らかにした。ドイツ銀行の広報担当はCEOのス ペイン訪問に関するコメントを控えている。

ドイツとスペインは2月3日に首脳会談を予定し、メルケル首相 は財界首脳や労組の代表とともにマドリードを訪問する。一方、首相報 道官によれば、サパテロ首相は21日、フランスのサルコジ大統領とパ リで会談する。同首相は1月11日、国内の貯蓄銀行に資本増強を求め る一方、金融機関の資本市場へのアクセスが回復するまでは政府の銀行 救済資金の提供が可能だと述べた。

アッカーマンCEOは、欧州が債務危機に見舞われる中で、スペイ ンを擁護し、昨年11月にはスペインに対する投資家の不信感には根拠 がないと発言。同月30日にはスペインの銀行セクターの問題は「対処 可能だ」と指摘していた。一連の報告書などによれば、ドイツ銀はポル トガルやアイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインの国債を合わせ て約100億ユーロ(約1兆1200億円)相当保有している。

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