【個別銘柄】資源、証券、ソニー、川崎汽、任天堂、NEC、NTTデ

きょうの日本株市場で株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

資源関連株:三菱商事(8058)が前日比4.5%安の2273円、国際 石油開発帝石(1605)が3.2%安の49万7500円、住友金属鉱山(5713) が5.4%安の1368円など、資源関連株が軒並み安。卸売、鉱業、非鉄 金属指数はそろって東証1部業種別下落率上位に入った。中国がインフ レ対策で利上げを実施すればエネルギー需要が減速するとの懸念から、 20日のニューヨーク原油先物2月限は前日比2.2%安の1バレル=

88.86ドルと大幅安。銅など金属市況も安く、業績期待が後退した。

証券株:野村ホールディングス(8604)が3.2%安の514円、大和 証券グループ本社(8601)が3.3%安の417円など安く、TOPIX証 券・商品先物取引指数は業種別下落率で1位だった。クレディ・スイス 証券では、主要各社の昨年10-12月業績は回復感に乏しいものとなり、 業界全般の課題が明確となる決算になるだろうと予測。証券株に対する 慎重スタンスを強調した。昨年11月以降の上昇が大きかった反動もあ り、下げが大きくなった。

ソニー(6758):3.7%安の2827円。スウェーデンのエリクソンと の合弁会社で携帯電話メーカーのソニー・エリクソン・モバイルコミュ ニケーションズの2010年10-12月純利益は800万ユーロで、ブルーム バーグによるアナリスト予想中央値(5640万ユーロ)を下回った。シ ティグループ証券では、想定を超える業績の谷間となったことで、ソニ ー株にはネガティブな印象とコメント。

川崎汽船(9107):4.3%安の359円。コンテナ船市況動向が織り 込まれて株価は妥当水準に近づいたとし、野村証券では投資判断を「1 (買い)」から「2(中立)」に引き下げた。資源価格の下落も嫌気さ れた。

任天堂(7974):1.9%安の2万2650円。シティグループ証券では、 携帯新ゲーム機「3DS」への失望感や、ソニーの新型携帯ゲーム機 「PSP2」との競合などから株式市場で失望感が広がるリスクがある とし、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。目標株価は2万 円。

アンリツ(6754):5.6%安の656円。みずほ証券では、主力の計 測器は順調な拡大を予測するものの、株価には過熱感があると分析。投 資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。 目標株価は500円。

NTTデータ(9613):3.3%高の28万400円。10年4-12月連 結営業利益は前年同期を1割弱下回る480億円前後になったようだと 21日付の日本経済新聞朝刊が報じた。4-9月の落ち込みを補うには 至らなかったものの、赤字案件の削減で10-12月の採算は改善したこ とが評価されたようだ。

ディスコ(6146):1.7%安の5310円。10年10-12月(第3四半 期)の連結売上高は212億5400万円(前年同期比18%増、直前四半期 比28%減)だった。前四半期比での減収により、通期業績に対する未 達懸念が先行した。

津田駒工業(6217):6.6%安の171円。立花証券では21日、投資 判断を「強いアウトパフォーム」から「アウトパフォーム」へ引き下げ た。ユーロ安による欧州企業との競争環境激化などが懸念要因としてい る。

ニトリホールディングス(9843):1.7%安の7110円。JPモルガ ン証券では、昨年3-11月までの実績、為替予約、原材料価格上昇な どの影響を勘案し、業績予想を下方修正した。

アコム(8572):2.2%高の1493円。三菱UFJフィナンシャル・ グループ(8306)の永易克典社長が、同社への追加支援を示唆したと 21日付の日本経済新聞朝刊が報じた。

パラマウントベッド(7960):2.5%高の2175円。三菱UFJモル ガン・スタンレー証券では、12年3月期も高齢者施設や医療施設向け で追い風が吹くとし、「アウトパフォーム」に新規格付けした。目標株 価は3000円。

NEC(6701):2.1%高の244円。中国のパソコン最大手レノ ボ・グループと、合弁でパソコン事業を展開することで最終調整に入っ たと21日付の日本経済新聞朝刊が報じた。年内にもNECのパソコン 事業会社にレノボが過半を出資する方向としている。ゴールドマン・サ ックス証券では、報道が事実ならば、事業の選択と集中をさらに推進す るという面でポジティブな動きと指摘。

オリジン電気(6513):1.6%高の452円。みずほ証券では、タッ チパネル機能付きスマートフォン(多機能携帯端末)・タブレットPC の光学特性を向上させる樹脂をディスプレーに注入する装置の売上高が 急拡大すると予想し、投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォ ーム」へ引き上げた。目標株価は660円。

四国電力(9507):1.5%高の2443円。ゴールドマン・サックス証 券では、これまで自社株買い規模の縮小リスクを懸念していたものの、 自社株買いを今後10年継続してもバランスシート上問題ないことが示 唆されたとし、投資判断を「売り」から「中立」に引き上げた。

ハドソン(4822):18%安の318円と急反落。コナミ(9766)が 20日、同社を株式交換で完全子会社化すると発表。ハドソン1株にコ ナミ0.188株を割り当てる。20日のコナミ株の終値1726円をベースと したハドソンの理論株価は324円。きのう午後に日本経済新聞電子版が 先行して完全子会社化を報じて株価が9.3%高と急騰した反動もあり、 株式交換比率を嫌気した売りが膨らんだ。

セルシード(7776):17%高の1260円。細胞シート工学による心 筋組織再生(心筋再生パッチを用いた心疾患治療技術)に関する基本特 許が欧州で成立したと発表。同技術に対する期待感が高まった。

ヤーマン(6630):5%高の1700円。東証2部への上場を承認さ れたと発表。上場予定日は27日。2市場での売買が可能になり、株式 流動性の向上などが期待された。

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