米モルガン・スタンレーが起債、3年債など計52.5億ドル相当

米モルガン・スタンレーは52億 5000万ドル(約4356億円)の起債を実施した。米銀の社債発行とし ては、2009年4月にJPモルガン・チェースが実施した59億ドルの 起債以来の規模。

世界最大の証券会社を傘下に置くモルガン・スタンレーは、シテ ィグループやJPモルガン・チェースに追随して米社債市場を活用し た。今月前半の米社債市場では外資系金融機関による起債が過半を占 めていた。モルガン・スタンレーの起債は今年の米社債市場で3番目 の規模。

フィフス・サード・アセット・マネジメントで130億ドルの債券 運用に携わるマーコ・ミケリック氏はモルガン・スタンレーの起債に ついて「市場がほぼ全面的に回復していることの表れだ」と指摘した。

モルガン・スタンレーが起債したのは3種類で、3年物確定利付 債10億ドルと、3年物変動利付債15億ドル、10年債27億5000万ド ル。ブルームバーグの集計データによると、3年物確定利付債の利回 りは同年限の米国債に対する上乗せ幅(スプレッド)が187.5ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)。3年物変動利付債は3カ月物ロ ンドン銀行間取引金利(LIBOR)に対するスプレッドが160bp。 10年債のスプレッドは237.5bp。

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