HPのハード前CEO、審理停止に同意しない方針-内部資料閲覧まで

パソコン最大手の米ヒューレッ ト・パッカード(HP)のマーク・ハード前最高経営責任者(CEO) は、取締役会から閲覧を拒否されている資料に目を通すまで、自身の退 社に関する調査期間中に株主訴訟の審理を停止することに同意しない意 向だ。

今回の調査は、株主がカリフォルニア州サンノゼの米連邦地裁に起 こした訴訟の中で提案された。HP取締役らは昨年8月に辞任したハー ド氏に最大5300万ドル(約44億円)相当の退職手当を付与し、会社 の資金を浪費したと、株主側は主張している。ハード氏は社内調査の結 果、元契約社員との個人的関係を隠そうとして就業規則に違反したこと が判明し、辞任している。

14日の裁判所向け書面によると、この調査はハード氏の退社後に 加わった取締役で構成される委員会と、今回の株主訴訟に関わっていな い弁護士が実施する。また同書面は、調査が終了するまでの審理の停止 を提案している。

同書面は、「ハード氏は、審理停止に関するHPの提案を精査する 上で必要だとして自身が少し前に要請した情報を入手すれば、HPの提 案を誠実に検討する姿勢を変えていない」と説明した。

ハード氏は、調査のきっかけとなった株主の「要求」書類の写しな どの非公開資料を求めているが、HPは、「調査対象となり得る」ハー ド氏がその資料を閲覧する権利はないと同書面で指摘した。

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