英中銀総裁:欧州は金融システムの「脆弱性」を認識-ESRB初会合

イングランド銀行(英中銀)のキ ング総裁は、新設の欧州システミックリスク理事会(ESRB)が20 日開いた会合に集まった当局者らは域内金融システムの「脆弱(ぜい じゃく)性」を認識していると語った。

キング総裁は同日、フランクフルトで開催されたESRB初会合 に副議長として参加後、同地で記者団に対し、「誰もが欧州の状況の脆 弱性を意識しているが、この日は将来の作業の土台となる枠組みの構 成要素に注目する機会が与えられた」と述べた。また、会合では当局 者らの枠組み作りに「貢献しようという率直かつ真剣な態度に感銘を 受けた」とも付け加えた。

欧州連合(EU)は、2008年の米リーマン・ブラザーズ・ホール ディングスの経営破綻後に見舞われた金融危機の再発防止に努めてい る。世界的な規制強化の一環として、65人で構成するESRBは金融 システムにおけるリスクの特定とその警告を目指している。

キング総裁はESRB議長のトリシェ欧州中央銀行(ECB)総 裁と臨んだ共同会見では、「金融安定が一つの国の力だけでは達成され ないことを誰もが認識している。金融システム同士は非常に密接につ ながっており、それは金融安定の促進に成功するためには協力の必要 性が極めて強いことを意味する」と強調した。

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