米食品メーカーの社債保証コスト上昇-食料品価格高騰で

20日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米キャンベル・スープやゼネラル・ミ ルズなど食品メーカーの社債保証コストが上昇。世界の食料品価格の 記録的な値上がりで利益に打撃を受けたことが影響している。

CMAによれば、キャンベルのCDSスプレッドは70.8ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)と過去最高を記録。昨年3月には

31.9bpまで低下していた。ヤム・ブランズは13bp上昇の85.2bp と、昨年7月以来の高水準。ゼネラル・ミルズは6.2bp上げて60.7 bp。

ブルックフィールド・インベストメント・マネジメントのコーポ レートクレジット担当マネジングディレクター、ジョエル・レビント ン氏は、食料品価格の高騰で利益が浸食され、株価を圧迫していると 指摘。株価下落を受けて、企業の経営陣は大規模な自社株買いによる 株価押し上げといった「金融工学の活用に一段と積極的に」なる可能 性があり、信用履歴を損ないかねないと述べた。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後4時44分(日本時間21日午前6時44分)現在、0.6 bp上昇の84.5bp。これは今月13日に84.9bpを付けて以来の高 水準。スプレッド上昇は通常、投資家心理の悪化を、低下は心理の改 善を示す。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE