ブラジル株:3週間ぶり安値、国内や中国の与信抑制策強化を懸念

20日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続落し、3週間ぶりの安値で終了。ブラジルや中 国の政策担当者が与信拡大の抑制に向けた取り組みを一段と強化する との懸念から売りが優勢となった。

前日のブラジル中央銀行による政策金利の引き上げ幅が一部トレ ーダーの予想に届かず、同中銀が与信抑制で追加措置を実行する可能 性を示唆したことで、バンコ・サンタンデール・ブラジルを中心に銀 行株が下落。ブラジルの資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ鉄 鉱石生産のMMXミネラサン・エ・メタリコスなど一次産品の関連株 も安い。ブラジル最大の貿易相手国である中国の景気加速で、同国が 金融引き締めに動くとの懸念が広がった。

ボベスパ指数は前日比0.7%安の69561.53と、昨年12月30日以 来の安値。指数構成銘柄のうち値下がりは43銘柄、値上がりは23 銘柄。通貨レアルは0.2%安の1ドル=1.6735レアル。

証券会社フツーラ・コレトラの株式担当責任者、レナト・バンデ イラ・ジ・メロ氏(サンパウロ在勤)は「市場はどのような政策措置 が取られるかについて神経質になっており、投資家はリスクテークを を望んでいない」と指摘。中国の金融引き締め懸念によって「市場は 引き続き圧迫される可能性がある」と述べた。

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