トゥンペルグゲレル理事:ECBは中期的な物価安定維持見込む

【記者:Gabi Thesing】

1月20日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のトゥン ペルグゲレル理事は20日、インフレ抑制は可能と当局者がみている ことを明らかにした。

トゥンペルグゲレル理事はオーストリアのメルクで講演し、「中 期的に物価安定は維持されるとわれわれは予想している」と述べた。

昨年12月のユーロ圏消費者物価は前年同月比2.2%上昇と、E CBの目安を約2年ぶりに上回った。ECBはこの日公表した月報 で、インフレは「非常に厳重に監視」が必要な状況ではあるものの、 直ちに利上げする必要はないとの見解を示唆した。

同理事は、インフレ期待は「しっかりと抑えられており」、ここ 数年の物価動向はエネルギーと食品価格を除けば、「はるかに安定」 しているとの認識を示した。

また、短期金融市場は「改善」しつつあるとした上で、ECB が約60年で最悪のリセッション(景気後退)局面で導入した緊急措 置の一部解除を「継続中」であることも明らかにした。

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