NY銅:続落、2カ月ぶり大幅安、中国の景気抑制策を警戒

20日のニューヨーク銅先物相場 は続落。世界最大の銅消費国である中国がさらなる景気抑制策を講じ るとの見方から、2カ月ぶりの大幅安となった。

中国では、2010年10-12月(第4四半期)の国内総生産(G DP)が前年同期比9.8%増と、同年7-9月(第3四半期)の同

9.6%増から伸びが加速。また昨年の消費者物価指数(CPI)は前 年比3.3%上昇し、政府が目標とする3%上昇を上回った。先週には 中国人民銀行(中央銀行)が、この2カ月で4回目となる市中銀行の 預金準備率引き上げを発表している。

リンド・ウォルドック(シカゴ)のシニアストラテジスト、リッ チ・イルチスジン氏は「中国が再び引き締めに動くことを市場は懸念 している」と述べた上で、「市場の外の材料から、銅相場は値を戻す のに厳しい局面を迎えるだろう」と語った。株価が下がれば、銅相場 は2週間以内に4ドルまで下げる可能性があると同氏はみている。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物3月限は前日比9.8セント(2.2%)安の1ポンド=4.272ドルで 終了。中心限月としては昨年11月16日以来の大幅な値下がりとな った。過去1年では27%上昇している。

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