バフェット氏:ワシントン・ポストの取締役を引退へ

米資産家のウォーレン・バフェ ット氏は、米メディア会社ワシントン・ポストの取締役会から退く意 向を示した。同氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、ワ シントン・ポストの筆頭株主。

ワシントン・ポストが20日発表したところによると、バフェッ ト氏は5月の任期満了までは取締役として残るが、再選は目指さない 考え。ただ経営への助言は退任後も続けるという。同氏は1974年、 ワシントン・ポストの取締役会に加わった。

バフェット氏は発表文で、「どのような形でも要請があればいつ でも経営を手助けする考えだ」と表明した。

現在80歳のバフェット氏は、バークシャーで引退に向けた準備 を進めている。昨年には、運用担当者としてトッド・コームズ氏の採 用を発表した。バフェット氏は2006年にはコカ・コーラの取締役会 からも退いている。コカ・コーラは昨年12月、息子のハワード・バ フェット氏が取締役に就任することを明らかにした。

ソルステス・インベストメント・リサーチ(コネティカット州グ ラストンベリー)の調査ディレクター、ポール・ハワード氏は、「バ フェット氏はバークシャーでの体制移行を進めており、そちらにより 多くの時間が取られる」と指摘。「ワシントン・ポストの取締役会で 37年目を続けるよりも、引き継ぎを心配するのは理にかなっている」 と続けた。

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