欧州債:独2年債が下落、物価統計でインフレ懸念強まる-仏債も軟調

欧州債市場ではドイツ2年債相場 が下落。この日発表されたドイツの生産者物価指数が7カ月ぶり高水 準となり、消費者物価の伸びが加速するとの懸念が強まった。

ドイツ2年債利回りは約1年ぶり高水準に近づいた。ドイツ連邦 統計庁が発表した2010年12月の生産者物価指数は前月比0.7%上昇 し、エコノミスト予想の中央値(0.5%上昇)を上回った。欧州中央 銀行(ECB)のトリシェ総裁による先週のインフレリスクの高まり への言及で、同利回りは前週も上昇していた。

この日はフランス10年債も下落した。同国は国債を約120億ユ ーロ入札した。

ラボバンク・グループ(ユトレヒト)のシニアマーケットエコノ ミスト、エルビン・デグロート氏は、「物価面での動向を無視すべき ではない。インフレのトレンドはより広い範囲で顕著になった。とり わけ短期債などの国債にとってプラス材料ではない」と語った。

ドイツ2年債利回りはロンドン時間午後3時8分現在、前日比10 ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)上昇の1.27%と、11 日以降で最大の上げとなった。同国債(表面利率1%、2012年12月 償還)価格は0.2ポイント下げ99.51。独10年債利回りは8bp上 昇の3.18%。

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