中国の健康・環境問題への協力姿勢、米アップルは最下位-北京の団体

中国の健康・環境問題への協力姿 勢や透明性に関し、世界のテクノロジー企業29社を対象とした調査で 米アップルが最下位になったと、北京の非営利団体「公衆環境研究セ ンター(IPE)」が発表した。

上位を占めたのは、英通信サービス会社のBTグループや米パソ コンメーカーのヒューレット・パッカード(HP)。IPEのディレク ター、マ・チュン氏が20日、電話インタビューで明らかにした。同氏 によると、アップルは同社の供給業者が環境汚染に関与した疑いに関 する確認を拒否したほか、同社製品に関連する環境問題の責任を回避 したという。

これに対し、アップルの広報担当、ジル・タン氏(香港在勤)は 「アップルは2006年以降、供給業者を広範に監査するプログラムを導 入している上、ウェブサイトを通じて多くの情報を提供している」と 指摘。IPEのリポートを読んだことを明らかにした。

リポートが指摘した例の一つは、台湾の勝華科技(ウィンテック) が09年にアップル製品向けスクリーンの生産に有毒化学物質を使用 し、従業員の神経障害を引き起こしたとされる問題。ウィンテックは 昨年5月、当局への届け出で、問題の化学物質の使用を停止し、全て の従業員が適切な治療を受けていることを明らかにした。マ氏による と、アップルはウィンテックが供給業者であることを認めていないと いう。

ウィンテックの広報担当ジェイ・ホアン氏は、この問題にかかわ った全ての従業員が完全に回復したと説明。アップルが現在または過 去の顧客かどうかについてはコメントを控えた。アップルのタン氏は、 ウィンテックが供給業者かどうかに言及せず、特定の問題に関するコ メントを避けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE