ソシエテ信託銀:5年後資産4割増目標、年内にも証券関連業務開始

フランスの銀行2位のソシエテ・ ジェネラルグループで、富裕層向け資産管理部門の日本法人であるソ シエテジェネラル信託銀行は、5年後の運用資産残高を現在から4割 増やす計画だ。

SG信託銀のクリストフ・ビヤール代表執行役社長が20日、都内 で開催した記者説明会で話した。プライベートバンキング業務に特化 した日本で唯一の信託銀行である同社の2010年末の運用資産残高は 4740億円。これを11年末までに1割増やし、15年末には4割増の7000 億円を目標にした。

目標達成のため、まず商品を拡充する。より幅広く顧客のニーズ に応えるため、「信託銀行にかかる制約を踏まえつつ、証券関連業務へ の対応を図る」とビヤール氏は述べ、今月同プロジェクトチームを立 ち上げたことを明らかにした。現段階では、「年内にもサービスができ ると考えている」と言う。

ビヤール氏は、08年の金融危機以降、顧客のニーズが変化したと 感じており、リスクとコストに対する透明性の向上が求められている と話した。このため商品は、よりシンプルで短期、低リスクのものを 出していく。

また、現在120人の人員も増やす方針で、「11年末までにプライ ベートバンカーを中心に10人以上を採用する」と同氏。顧客数につい ては、新規開拓を進め、現在1400人の顧客基盤を11年末までに20% 増やしたい考えだ。

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