【テクニカル分析】銀:20%下落か-イーグル銀貨売り上げ急増が示唆

銀相場が今年、最大20%下落す るとの見方を、ジェームズ・インベストメント・リサーチのバリー・ジ ェームズ最高経営責任者(CEO)が示した。ジェームズ氏によると、 現物需要の急増が取引の「増え過ぎ」を示唆している。

米造幣局のデータによると、1オンスのアメリカンイーグル銀貨の 売上高は1月に計458万8000枚に達し、過去最高に迫っている。金融 市場の混乱で投資家が安全性の高い投資先を求めたため、ニューヨーク の銀先物相場は昨年84%高騰し、今月3日には30年ぶりの高値である 1オンス当たり31.275ドルに達した。

ジェームズ氏は「コインの売り上げは銀への関心の度合いを示して いる」と指摘。「人気が高過ぎる状態だ。一般の人々が良い投資先だと 判断するようになれば、通常、相場上昇は終わる」との見方を示す。同 氏はオハイオ州で24億ドル(約1970億円)相当の運用を手掛けてい る。

ドル相場の軟化や欧州の金融危機に対する防御手段として貴金属の 投資需要が拡大したため、銀相場は過去2年間で2倍以上に高騰してい る。銀に裏付けされた上場投資信託(ETF)の現物保有量は過去最高 水準に達した昨年12月半ば以降、1.6%減少した。銀相場は2007年ま で7年連続で上昇後、08年には24%下落した。

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