ブラジル:豪雨でインフレさらに加速か-食料価格17%上昇との見方

ブラジルでは、1967年以降で最 も激しい降雨の影響により、2年ぶりの高水準に達しているインフレ率 がさらに上昇するとの見方が広がっている。この豪雨の影響で既に741 人が死亡した。

LCAコンスルトリア(サンパウロ)のエコノミスト、ファビオ・ ロマオ氏によると、今月、暴風雨が直撃した地域では土砂崩れが発生 し高速道路や穀物に被害が出た。この暴風雨の影響で最も激しいところ では少なくとも17.6インチ(約450ミリ)の降雨があった。これによ り、1-3月(第1四半期)に食料価格が最大17%上昇するとの懸念 が広がっている。

ウェストLBブラジル(サンパウロ)の確定利付証券担当責任者、 ウレス・フォルチニ氏は19日の電話インタビューで「既に過熱してい た経済を降雨による食料高騰が直撃している」と指摘。「インフレ期待 が高まっているため、ブラジル中央銀行が今後このことを考慮するのは 確かだ」と述べた。

ブラジル中銀は19日、インフレ抑制のため、政策金利を0.5ポイ ント引き上げた。エコノミストらはインフレ率が目標水準の4.5%を上 回ると予想している。

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