与謝野経財相:中国のGDPは日本を上回った可能性-2010年

与謝野馨経済財政担当相は20日午 後、2010年の中国の国内総生産(GDP)が日本を上回っただろうと の見方を示した。中国の消費者物価(CPI)の上昇に関しては、同 国の高成長に伴う面もあると指摘した。内閣府で記者団に語った。

日本がGDPで世界第2位から第3位になることはほぼ確実かと の質問に対し、経財相は「細かいテクニカルなことは除いて、発表さ れた数字によれば、そういうことになる。多分そうなのだろうと思っ ている」と語った。また中国の経済成長については「この30年ほど、 国民も政府も努力して経済がダイナミックに発展してきたことは本当 に賞賛に値する」と評価した。

同日公表された中国の10年のGDPは前年比10.3%増の39兆 8000億元(約497兆円)と、3年ぶりの高い伸びとなった。09年の成 長率は9.2%。内閣府が2月14日に公表する昨年10-12月期の日本 のGDP一次速報では、7-9月期に生じた自動車やたばこの駆け込 み需要の反動で個人消費が落ち込んだとみられることなどから、5四 半期ぶりのマイナスが見込まれている。

内閣府の外郭団体、社団法人・経済企画協会が13日発表した民間 エコノミストを対象とするESPフォーキャスト調査(回答期間12 月24日-1月6日、回答数42人)によると、昨年10-12月期の実質 成長率(前期比年率)の予測平均はマイナス2.03%が見込まれている。

一方、昨年12月の中国のCPIが前年同月比4.6%上昇となった ことに関して与謝野経財相は、「日本がかつて高度経済成長時代に経験 したような成長に伴う物価上昇の面がある」と述べるにとどめた。

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