nms株がストップ高買い気配、中国での製造派遣事業参入を好感

製造業派遣・請負などを展開する 日本マニュファクチャリングサービス(nms)株が、値幅制限いっ ぱいのストップ高買い気配のまま午前の取引を終えた。中国で製造派 遣事業に参入することから、海外展開による業容拡大期待が高まった。

午前の株価は前日比3万円(29%)高の13万2500円買い気配で、 注文状況は差し引き347株の買い超過となっている。

nmsの100%子会社である北京日華材創服務有限公司は、中国 政府系企業と合弁企業を設立した。労務派遣(日本での製造派遣)に 関する営業許認可を日本企業で初めて取得したことで、中国での製造 派遣事業を開始する。新会社は年内に約3000人、3年後をめどに約1 万人(年間売上高30億円)の派遣を目指す。また、北京日華材創服務 有限公司は、中国で労務派遣に関する専門委員会のメンバーとして唯 一の日系企業となった。

同社広報IRグループの柳瀬香峰子氏は、「日本企業の中国進出は 避けられない流れだが、現地で人材の確保に課題があると聞いている」 とし、日本の工場で同社サービスを活用する企業には「海外でも同様 にサービスを活用する安心感がある」との認識を示した。専門委員会 のメンバーに選任されたことも、「製造派遣で有利に働く」と見ている。

同社中国進出に関しては、20日付の日本経済新聞朝刊が先行して 報道、会社側は午前11時に正式発表した。

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