米IBMの好業績やアップルのiPad需要、IT投資の鮮明回復示す

コンピューターサービス最大手の IBMやコンピューター・電子機器メーカーのアップルが発表したア ナリスト予想を上回る好決算によって、企業のIT(情報技術)投資 の回復が一段と鮮明になった。

IBMが18日発表した2010年10-12月(第4四半期)決算は コンピューター・システムやソフトウエアの需要好調を追い風に、利 益と売上高がアナリスト予想を上回った。アップルは世界の大企業上 位100社の8割強が同社のタブレット型コンピューター「iPad (アイパッド)」を使用していることを明らかにし、四半期ベースで過 去最高の売上高に寄与したと説明した。

メーンフレームやスマートフォン、タブレット型コンピューター などへの企業の投資拡大は、今後数週間以内に決算発表するヒューレ ット・パッカード(HP)やマイクロソフト、デルなどテクノロジー 関連企業にとっても幸先の良い兆しだ。半導体最大手のインテルは先 週、企業によるコンピューターやサーバーのアップグレードを受けて 今年1-3月期の売上高が市場予想を上回るとの見通しを示した。

ISIグループのアナリスト、アベー・ランバ氏は「企業はここ 数年間投資を抑制していただけに、インフラを新しくする必要に迫ら れている」と述べ、「10-12月期はサーバー市場が極めて好調だった」 と指摘した。

アップルのピーター・オッペンハイマー最高財務責任者(CFO) は18日、「企業分野でiPadに対して引き続き相当の需要がある」 と述べ、JPモルガン・チェースやカーディナル・ヘルス、ウェルズ・ ファーゴなどの企業がiPadの利用を試したり活用していると説明 した。

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