ブラジルの海底油田の埋蔵量:政府推計の2倍以上に上る可能性-調査

ブラジル沖の大西洋の塩層の下に ある原油の埋蔵量が少なくとも1230億バレルと、政府推計の2倍以上 に達するとの調査結果を、リオデジャネイロ州立大学のヘルナニ・チャ ベス教授が発表した。同教授はブラジル石油公社(ペトロブラス)の元 地質学者。

チャベス教授は、今回の調査を基に政府がこの地域の潜在的な埋蔵 量を過小評価していると指摘した。同教授はペトロブラスで35年間勤 務した経歴を持つ。この調査結果が正しい確率は90%としている。ブ ラジル石油当局の推計は500億バレルとなっている。

チャベス教授はリオにある同大でのインタビューで「懐疑的な見方 から調査を開始し、その結果、より多くの原油が埋蔵されていると判断 した。最初に調査結果が出た時は『何か間違っているのではないか。数 字が大き過ぎる』と言った」と振り返る。

ペトロブラスが現在保有する確認埋蔵量は160億バレルで、5年間 で2000億ドル(約16兆4000億円)以上を投資する計画だ。同社は 海面下2マイル(約3.2キロメートル)にある塩層の下や海底下2-4 マイルにある油田を開発している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE