半導体製造装置株安い、蘭ASML株急落で受注先行き警戒

半導体製造装置世界2位の東京エ レクトロンをはじめ、半導体製造装置株が下落。欧州最大の半導体製造 装置メーカー、オランダのASMLホールディングの株価が決算発表後 急落したことから、半導体製造装置受注のピークアウトが警戒された。

東エレクの株価は前日比3.3%安の5560円、日立ハイテクノロジ ーズは2.9%安の2057円、ニコンは1.2%安の1844円、大日本スクリ ーン製造は2.6%安の712円までそれぞれ下げた。午前9時21分時点 で、東エレクと日立ハイテクは東証1部値下がり率上位に入っている。

ASMLが19日に発表した2010年10-12月(第4四半期)決算 によると、純利益は4億700万ユーロ(約451億円)と、前年同期の 5050万ユーロから増加した。ただ、11年1-3月期受注への警戒から 株価は前日比6.8%安の27.90ユーロと急落。日本の半導体製造装置株 にも受注警戒が波及している。

ゴールドマン・サックス証券の播俊也アナリストは20日付リポー トで、「注目の第1四半期受注ガイダンスは非開示。ただし、経営陣は 『第4四半期は異常な四半期であった』と、第1四半期が第4四半期の 水準を上回る可能性が低い点を示唆」したと指摘。今回の決算や電話会 議の内容は、半導体製造装置の業界受注が11年前半にピークを迎える という同証券見解をサポートするものだとしている。

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