ギリシャ財務相:債務再編を検討していない、EU協議は「複雑」

ギリシャのパパコンスタンティヌ 財務相は、債務再編を検討していないと述べ、欧州連合(EU)では 域内債務危機を共同で解決するための「困難で複雑な」協議が進行中 だと説明した。

パパコンスタンティヌ財務相はアテネでメガ・テレビジョンのイ ンタビューに答え、「われわれが抱える問題に対して集団的解決策をど う見いだしていけるのか、現在、極めて困難で複雑な協議が行われて いる」と述べ、「この協議では多くの意見が出ている。ギリシャ政府は 債務再編の線に沿って考えてはいないと言っておきたい」と語った。

ドイツがギリシャによる国債買い戻しを認める案を検討している と独紙ツァイトが報じたのを受け、ギリシャ国債相場は19日に下落 した。ギリシャを発端とする欧州債務危機がポルトガルやスペインを 脅かす中、EU加盟国は3月までに解決策をまとめる意向だと、ショ イブレ独財務相は今月13日に明らかにしていた。協議の内容を直接 知る4人の関係者は先週、ギリシャの既発国債の購入や救済融資の金 利引き下げ、ポルトガル支援などが検討されていると述べていた。

パパコンスタンティヌ財務相は「今後1カ月中に決定されること は明らかだ。今の不安定な状況を長引かせることができないのは歴然 としているためだ」と説明。「欧州中央銀行(ECB)が介入してシス テムのバランスを維持していることを忘れてはならない。移行期だが われわれは集団的合意の上で結論を出さねばならない」と強調した。

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