ブラジル企業:1-2月株式発行など3450億円相当-8年ぶりペース

ブラジル企業は株式の新規発行や 売り出しを通じて、2月末までに最大70億2000万レアル(約3450 億円)相当の資金を市場から集める計画だ。年初のスタートとしては 少なくとも8年ぶりの活発なペースとなる。

石油探査・生産会社のQGEPパルチシパソンエスと製鋼炉用資 材メーカーのマグネシタ・レフラタリオス、自動車部品メーカーのア ウトメタルは19日、数週間以内に新規株式公開(IPO)を通じて最 大45億3000万レアルを市場から吸収する計画を明らかにした。

ブラジル中央銀行によると、同国の経済成長率は昨年7.3%と約 20年ぶりのペースに加速したとみられ、企業は資本市場からの資金調 達を積極的に進めている。証券取引所を運営するBM&Fボベスパの ウェブサイトによると、今年に入り12社がIPOや株式の売り出しを 発表。総額は1-2月としては同社が集計を始めた2004年以降で最も 大きく、07年の同じ時期に発表された67億9000万レアルを上回って いる。

証券会社XPインベスチメントス(リオデジャネイロ)のチーフ アナリスト、ロッサノ・オルトラマリ氏は「企業は事業拡大や新店舗 の開設が必要になるだろう」と指摘。「資金を調達する必要があり、海 外市場へのアクセスがあれば、そこで社債を発行する可能性もあるが、 多くの企業にはそれがなく、国内市場が最初の選択肢になる」と述べ た。

サンパウロ証券取引所の責任者、エジミール・ピント氏は17日、 消費や石油・ガス、インフラ関連企業を中心にブラジル企業が今年、 IPOを通じて同国で過去最高となる556億レアルを上回る資金を集 める公算が大きいとの見通しを示した。昨年はブラジル石油公社(ペ トロブラス)の増資を含めて、企業が市場で集めた総額は計1490億レ アルに上った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE