ビニスマギECB理事:コアインフレに基づく調整、政策ゆがめる恐れ

欧州中央銀行(ECB)のビニス マギ理事は、短期的な指標に基づいて金融政策を微調整する試みが政 策をゆがめる恐れがあるとの見解を示した。

同理事は19日遅くにミラノで講演した。ECBのウェブサイトに 掲載された講演テキストによれば、同理事は、生産ギャップやコアイ ンフレなどの指標は「事後に修正される傾向があるか、誤解を招く恐 れがある」と指摘し、「そのような景気循環の状況を分析の判断に重点 を置く政策担当者は大きく道を外れてしまう可能性がある」と続けた。

ユーロ圏のインフレ率は昨年12月、2.2%に上昇した。エネルギ ー値上がりが主因だった。

ビニスマギ理事は、例外的な措置をあまりにも長期にわたり講じ た場合、「将来的な不均衡の火種となり得る」と発言。「できる限り早 急に正常性を回復するため、金融機関と監督当局が必要な全ての措置 を講じることができるようインセンティブを維持するやり方で、流動 性供給を実施する必要がある」と語った。

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