ブラジル株:ボベスパ指数は反落、利上げ観測と金属相場安で

19日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が反落し、約1週間ぶりの大幅安となった。ブラジ ル中央銀行がこの日の金融政策決定会合で政策金利を引き上げるとの 観測や、金属相場の下落で売りが優勢となった。

金利上昇で与信の伸びが鈍化するとの懸念から、売り上げで同国 5位の不動産会社、MRVエンジェニャリア・エ・パルチシパソンエ スを中心に住宅建設株と小売株が安い。ブラジルの資産家エイキ・バ チスタ氏が経営権を持つ鉄鉱石生産のMMXミネラサン・エ・メタリ コスも値下がり。米国の昨年12月の住宅着工件数が予想を下回り、金 属相場が下落したことが材料視された。原油安でブラジル石油公社(ペ トロブラス)も売られた。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は「米国の住宅市場が回復するかどうかをめぐって若干懸念が ある」と指摘。「今日0.5ポイントの利上げが決定される公算が大きい が、市場は既にそれをほぼ織り込んでいる」と語った。

ボベスパ指数は前日比1.2%安の70058.08,で終了。一時は0.4% 高まで上昇した。指数構成銘柄の値上がりと値下がりの比率は約1 対4。BM&Fボベスパ小型株指数は0.7%安の1423.01。通貨レア ルは0.2%高。

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