シュタルクECB理事:インフレ率上昇、警告のシグナルではない

【記者:Christian Vits】

1月19日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のシュタル ク理事は19日、インフレ率の最近の加速にもかかわらず、ECBの中 期的な物価見通しに変化はないと語った。

シュタルク理事はドイツのボンで講演し、「インフレ率上昇はそれ 自体が警告のシグナルというわけではない」と指摘。ただ、「リスクの バランスが極めて素早く変化することもあり得る」とした上で、イン フレが脅威となる可能性を「非常に警戒」しており、「物価安定の確保 のため必要ならあらゆる手段を取る」と強調した。

また、最近のインフレ率上昇は、新興市場国経済の力強い回復に 伴うエネルギー価格の動向が主に影響していると説明。中国などの物 価上昇圧力は「深刻な問題」だと付け加えた。

シュタルク理事は、金融市場を支援するECBの非伝統的措置に ついて、ECBの支援を「一時的なもの」にとどめることが重要だと 述べ、市場に過剰な流動性が供給されたり、金利が「あまりにも長い 期間、低過ぎる水準」で据え置かれたりすれば、金融市場を阻害する 要因になると警告した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi +81-3-3201-8984 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Christian Vits at +49-69-92041-341 or cvits@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Craig Stirling at +44-20-7673-2841 or cstirling1@bloomberg.n

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