NY銅先物:下落、約2週間ぶり大幅安-在庫増で需要減退の兆し

19日のニューヨーク銅先物相場 は下落し、ほぼ2週間ぶりの大幅安となった。2008年末から相場は 3倍に値上がりしており、需要が減退する兆候が表れている。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫はこの日1% 増え、昨年9月22日以来の高水準となった。上海先物取引所の指定 倉庫の銅在庫も昨年6月以降で最も高い水準に達している。

リンド・ウォルドック(シカゴ)のシニアストラテジスト、アダ ム・クロフェンシュタイン氏は「在庫の増加が相場の抑制要因になっ ている」と指摘。「市場関係者は現在の相場水準に懐疑的だ。在庫が 大幅に減少しなければ、下落する可能性がある」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物3月限終値は前日比5.8セント(1.3%)安の1ポンド=4.37ドル と、6日以来の大幅な下げとなった。米国の鉱工業生産指数の上昇な どを背景に、銅相場は前日までの2営業日で1.2%上昇していた。

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