欧州株:11月来の大幅安-米住宅統計やゴールドマン決算で

欧州株式相場は昨年11月以来 の大幅安となった。米住宅着工件数が市場予想を下回ったほか、米ゴ ールドマン・サックス・グループの昨年10-12月(第4四半期)利 益がアナリスト予想を上回らなかったことが背景。

オランダの試薬・解析技術メーカー、キアゲンは2.2%下げた。 エクサネBNPパリバが同銘柄の投資判断を引き下げたことが嫌気さ れた。スイスの時計メーカー、スウォッチ・グループは売り上げが増 加したものの下落。四半期利益が予想以上だったオランダの半導体製 造装置メーカーのASMLホールディングも下げた。英家電小売りの ケサ・エレクトリカルズは9.8%の大幅安。同社利益が見通しの下限 になるとの見方を示したことが売りを誘った。

ストックス欧州600指数は前日比1.4%安の282.72と、7 週間余りで最大の値下がりとなった。同指数は前週、週間ベースで 1%上げた。欧州各国の首脳が債務危機の拡大を阻止する取り組みを 強化するとの期待が押し上げ要因だった。

セラ・ジェスチオーニ(ミラノ)のニコラ・トリベーリ最高投資 責任者(CIO)は、「基本的な雰囲気は前向きだ。ただ、欧州金融 安定ファシリティー(EFSF)の強化先送りである程度の警戒感が 広がっている一方で、ボラティリティーがまだ金融株に影響を及ぼし ている」と語った。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は17日遅くの協議で、 7500億ユーロのEFSFの規模拡大を拒否した。

スウォッチは4.9%安。同社の2010年売上高は19%増加した。 ASMLは6.8%下げた。同社の10-12月期利益がアナリスト予 想を上回った。10年通期の売上高は過去最高を記録した。

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