シティ、ナンバー2が事業掌握へ-パンディットCEOが盟友を社長に

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【記者:Bradley Keoun and Donal Griffin】

1月20日(ブルームバーグ):米銀3位のシティグループのビク ラム・パンディット最高経営責任者(CEO、54)は、ジョン・ヘイ ブンズ氏(54)を社長兼最高執行責任者(COO)に指名した。自身 の後継者を決めないまま、長年の実質的な「ナンバー2」に同行の事 業の大半を掌握させる人事だ。

パンディットCEOとヘイブンズ氏は、モルガン・スタンレーで 20年間を共に過ごした盟友。2人が創業したヘッジファンドを2007 年にシティが8億ドル(現在のレート換算で約657億円)で買収した 際、そろってシティに移籍した。その後、パンディット氏がヘイブン ズ氏を昇進させるのは今回が3度目となる。

シティのトップ継承の計画に詳しい関係者の1人が匿名で語った ところでは、パンディットCEOの在任期間が終了した段階で、ヘイ ブンズ氏も同行を去る公算が大きい。今回シティの昨年の利益の80% 以上を稼ぎ出した継続事業の統括をヘイブンズ氏に委ねるのは、パン ディットCEOが海外に自由に出張し、新興市場国・地域への事業拡 大を指揮するのを可能にする狙いがある。同CEOはヘイブンズ氏の 昇格に関する発表資料で、新興市場を5つの最優先分野のトップに掲 げている。

ベアー・スターンズの元マネジングディレクターという経歴を持 つアデルファイ大学(ニューヨーク州ガーデンシティー)のマイケル・ ドリスコル客員教授は、パンディットCEOについて、「ヘイブンズ氏 の忠誠心やスキル、専門性、投資銀行ビジネスに関する知識に恐らく 非常に満足しているのだろう」と話している。

原題:Pandit Appoints Havens No. 2 Without Naming

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