ゴールドマン:報酬準備金、1人当たり3540万円に減少

米投資銀行ゴールドマン・サック ス・グループの2010年の報酬準備金は前年を5%下回る154億ドル (約1兆2640億円)となった。総収入が13%減少した一方で従業員 数は増え、1人当たりも減少した。

19日の同社発表によると、報酬に割り当てたのは収入の39%。 従業員3万5700人の1人当たりは43万700ドル(約3540万円) と、前年から14%減少した。前年は従業員3万2500人に対し1人当 たり49万8246ドルだった。

2007年にはウォール街の報酬の記録を塗り替えたゴールドマンだ が、09年には報酬を収入の36%に減らしていた。同年は報酬割合を 過去最低とし、過去最高益を発表した。昨年は収入が減少したため、 割合は前年を上回った。昨年の数字は英国のボーナス税のコストを含 まない。

米銀JPモルガン・チェースの投資銀行部門の1人当たり報酬は 昨年、36万9651ドルと前年の37万8600ドルから2.4%減少した。

アリエル・インベストメンツのポートフォリオ管理担当シニア・ バイス・プレジデント、ジェーソン・タイラー氏は、「報酬という観 点から今後どうするのかに注目が集まっている」と述べ、低めの数字 になっていると指摘した。

両社の比較は以下の通り

               ゴールドマン     JPモルガン投資銀

収入             392億ドル      262億ドル
報酬             154億ドル      97.3億ドル
割合              39%           37%
従業員数         3.57万人       2.6314万人
一人当たり平均   43.07万ドル    36.9651万ドル
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