独政府:ギリシャの国債買い戻し助ける案検討-ツァイト(Update1)

ドイツ政府がギリシャによる国債 買い戻しを助けるような案を検討していると、独紙ツァイトが報じた。 ユーロ圏危機を沈静化させる包括案の一環だという。

同紙が19日電子メールで配布した記事の内容によると、4400億 ユーロ(約49兆円)規模の域内救済基金である欧州金融安定ファシリ ティー(EFSF)がギリシャに「有利な金利条件」で資金を提供し、 ギリシャがこれを使って国債を買い戻す案が検討されている。同紙が 情報源を明らかにせず報じたもので、ドイツ政府はこの代償としてギ リシャが財政赤字と債務の削減で新たな公約をすることを望んでいる という。

ギリシャ政府は報道を否定。財務省報道官が債務再編に関するギ リシャ政府の姿勢は変わらず、報じられたような案についての協議は 行われていないと発表した。独財務省も報道内容を否定する声明を出 した。

欧州の各国政府は金融危機を沈静化させる包括案の一部として、 ポルトガルへの支援やギリシャ国債の買い戻し、救済融資の金利引き 下げなどを検討していると、協議について直接に知る関係者4人が先 週明らかにしていた。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS) の欧州担当チーフエコノミスト、ジャック・カイユ氏はリポートで、 「EFSFによる債券買い戻しを認めることが、今までで最も実質的 で包括的な対応だと思われる」と指摘。「そのような措置は、購入規模 が十分であれば周辺国に大きな影響を与えることができるのは明らか だ」と記述した。

ツァイト紙は報道した案について、ドイツ政府が3月24、25両日 の欧州連合(EU)首脳会議での合意を望んでいる包括案の一部だと している。ショイブレ独財務相は今月13日、3月に「根本的な決定」 がなされるだろうと述べていた。

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