アジア株:上昇、米決算で輸出増加に期待-中国経済も好調維持の見方

19日のアジア株式相場は上昇。 米企業利益の増加はアジアからの輸出品への需要増加を示すとの観測 や、中国当局によるインフレ抑制策は同国経済の成長を妨げないとの 見方が広がった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時40分現在、前日 比1.1%高の140.48。このまま引ければ終値は約2年半ぶりの高値と なる。指数構成銘柄のうち、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の割合 は約2対1。業種別ではハイテク関連が最大の上げ。日経平均株価の 終値は前日比38円12銭(0.4%)高の1万557円10銭。

米アップルにカメラレンズを供給する台湾の大立光電が上昇。ゴ ールドマン・サックスが同社の投資判断を「ニュートラル(中立)」 から「買い」に引き上げた。また、中国の海上貨物コンテナ輸送会社、 中海集装箱運輸も高い。同社は2010年の利益が「予想より良かった」 と発表した。

プラティパス・アセット・マネジメントのプラサド・パトカル氏 (シドニー在勤)は、「米景気は回復の裾野が広がり始めているもよ うで、これが企業収益の拡大を後押しするだろう。中国経済は堅調だ が、政策の引き締めがハードランディングを招くとの見方が沈静化す るには、最低6カ月間は強い指標が続く必要があろう」と述べた。

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