不動産株連騰、マンション販売好調で午後一段高-指数52週高値迫る

午後の取引で不動産株が一段高と なり、東証1部33業種の不動産業指数は前日比2.4%高の929.64と この日の高値で終了。昨年4月30日に付けた52週高値(937.52)に 迫った。不動産経済研究所がきょう午後に発表した2010年の首都圏マ ンション市場動向によると、新規マンション供給戸数は前年比22.4% 増となったため、業界環境の好転を評価する買いが優勢になった。

不動産経済研究所のまとめによると、2010年に首都圏(1都3県) で新規供給された民間分譲マンションは4万4535戸と、前年比22.4% 増え、6年ぶりに前年実績を上回った。1戸当たりの平均価格は4716 万円と前年比4.0%増。初月契約率の月間平均も78.4%と、前年の

69.7%から8.7ポイント上昇した。

個別では、三菱地所株が前日比2.8%高の1672円となり、業種指 数と同様に昨年4月30日以来の高値。三井不動産株は同2.5%高の 1798円と2009年9月17日以来の高値水準を回復、住友不動産株も一 時同3.3%高の2114円と09年8月17日以来の高値となった。分譲マ ンション大手の大京株一時5.1%高の184円と急騰。

コスモ証券の木村勝投資調査部長は、低金利から来る金余りや、 日本銀行の不動産上場投資信託(REIT)買い入れなどの材料があ ったところに、マンション市場動向の発表が伝わり、これが「好感さ れて一段高になった」との見方を示した

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