キリン:年間ビール販売2.4%減計画-主要4社で最も控えめ

国内ビール類2位のキリンホール ディングスは、2011年のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)販 売が前年比で2.4%減少するとの計画を明らかにした。発泡酒の落ち込 みが大きく、ビール主要4社で最も控えめな予想になる。

19日開示した年間販売計画は1億6590万ケース(1ケースは大瓶 20本換算)。内訳はビールが5.2%減の5610万ケース、発泡酒は11% 減の4630万ケース、第3のビールは8.5%増の6350万ケース。ノンア ルコールのビールテイスト飲料は前年比3.3%増の630万ケースを計画 している。今春には米国でのテスト販売で海外展開を始め、他の地域で の販売も検討する。

年間販売はビール首位のアサヒビールが0.7%減の1億7000万ケー ス、3位のサントリーホールディングスは3.7%増の6100万ケース、サ ッポロホールディングスは2.3%増の5635万ケースを計画している。キ リンHDは2009年に9年ぶりに取り返したビール類販売シェア首位を、 2010年にアサヒに奪われた。

都内で記者会見した事業会社キリンビールの松沢幸一社長は、市場 が拡大している第3のビールで「成長を市場並みに取りきれなかった」 と述べ、この点を見直して2011年の事業を展開する方針を示した。

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