アジア株:上昇、米企業好決算や中国の景気をめぐる楽観的見方で

19日のアジア株式相場は、指標の MSCIアジア太平洋指数が約2年半ぶりの高値に上昇。米企業決算 でアナリスト予想を上回る業績が発表されたことに加えて、中国当局 のインフレ抑制策が同国の経済成長の重しにはならないとの観測が広 がった。

テレビ製造世界最大手、韓国のサムスン電子は2.5%高。海外 での売り上げが全体の約80%を占めるキヤノンや、中国で売り上げの 約19%を稼ぐコマツも堅調。また、世界最大の鉱山会社、英オースト ラリア系BHPビリトンは金属相場の値上がりを手掛かりに1%上昇 した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時57分現在、前日 比0.9%高の140.20。このままいけば、2008年6月19日以来の高値 で取引を終了することになる。

プラティパス・アセット・マネジメントのプラサド・パトカル氏 (シドニー在勤)は「米景気は回復の裾野が広がり始めているようだ。 企業収益の拡大を後押しすることになりそうだ」と指摘。中国経済は 堅調だが、政策の引き締めがハードランディングを招くとの見方が沈 静化するには、最低6カ月間は強い指標が続く必要があろうと述べた。

日経平均株価の午前終値は前日比19円95銭高の1万 538円93銭。

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