商品価格高騰は米経済成長加速の表れ、懸念の必要なし-エコノミスト

米投資家は商品価格の高騰を恐れ るどころか歓迎すべきだとの見方が出ている。

コンサルタント会社IHSのチーフエコノミスト、ナリマン・ベー ラベシュ氏(マサチューセッツ州レキシントン在勤)は、価格高騰につ いて「米国を中心に経済成長のペースが加速していることをおおむね反 映している。懸念する必要はない」と述べた。同氏は元連邦準備制度理 事会(FRB)職員で、35年以上にわたって世界経済をカバーしてい る。

24の商品で構成されるS&PのGSCIスポット指数は過去1年 間に24%上昇し2008年9月以来の高水準に達した。原油、銅、小麦、 綿花などの原材料が上昇した。投資家の中には、エネルギー価格などが 上昇すれば消費者の購買力が奪われ企業の利ざやが縮小し米国の景気回 復に水を差すとの見方がある。

MKMパートナーズのチーフエコノミスト、マイケル・ダーダ氏は 歴史的に見てその懸念は間違っていると指摘し、商品価格は米国の生 産、所得、株式相場と連動しており、商品価格の上昇は弱気ではなく強 気な見通しの根拠になると述べた。

同氏は、今年の米国内総生産(GDP)の成長率が約4%ならばS &P500種株価指数は1425に上昇すると予想した。ブルームバーグ・ ニュースが3日から11日にかけてエコノミスト70人を対象に実施し た調査では、今年のGDP成長率は2.9%が予想されている。

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