米シティは今後も「住宅ローンの混迷」に直面-アーガスのリッター氏

米銀シティグループは米国の住宅 価格の一段の下落により今後数年も「引き続き住宅ローン問題の混迷」 に直面する。アーガス・リサーチのアナリスト、デービッド・リッタ ー氏がこう予測した。

リッター氏はブルームバーグラジオのインタビューで住宅在庫に 言及し、「銀行や金融機関のバランスシートには大量の在庫が突き出て いる」と述べ、「これが引き続き市場にあふれ出ていくだろう」と語っ た。

同氏はシティの投資判断を2009年4月以降「売り」で据え置い ている。シティが18日発表した10年10-12月(第4四半期)純利 益は13億1000万ドル(約1082億円)で、アナリスト予想平均を下 回った。株式と債券のトレーディング収入はJPモルガン・チェース よりも大幅に減少した。

同氏は住宅価格がさらに10-15%下落すると予想。また、消費 者の借り入れ需要の乏しさや銀行の厳しい融資基準は「景気回復が依 然として極めて鈍い」ことを示すものだと指摘。さらに、シティの利 益は「かなり長い間」05、06年の水準には回復できないとの見方を 示した。

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