カナダ・ドル:下落-中銀が景気鈍化懸念で利上げに慎重な姿勢示唆

18日の外国為替市場でカナダ・ ドルは対米ドルで下落。自国通貨高と欧州財政危機で景気回復が鈍化 する恐れがあるとして、カナダ銀行(中央銀行)が将来の利上げに慎 重な姿勢を示したのを受け、2008年5月以来の高値水準から値を下 げた。

カナダ・ドルは主要16通貨中14通貨に対して下落。カナダ中 銀はこの日、政策金利を1%に据え置いた。ブルームバーグ・ニュー スがエコノミスト32人を対象に実施した調査でも、全員が据え置き を見込んでいた。政策金利は昨年9月から同水準で、同中銀のカーニ ー総裁は将来の利上げについて「慎重に検討する」との姿勢を示した。

カナダ・ドルはトロント時間午後5時12分(日本時間19日午 前7時12分)現在、前日比0.4%安の1米ドル=0.9913カナダ・ド ル(1カナダ・ドル=1.0085米ドル)。一時0.9838カナダ・ドルと、 08年5月29日以来の高値を付けていた。前日は0.9870カナダ・ド ル。

カナダ国債相場は下落。10年物国債(表面利率3.5%、2020年 6月償還)利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇して3.27%、価格は13セント安の101.85カナダ・ドルだった。

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