JPモルガン、軍従事者家族に200万ドル返金-住宅ローン過剰請求で

【記者:Dawn Kopecki、Margaret Cronin Fisk】

1月18日(ブルームバーグ):資産規模で米2位の銀行、JPモ ルガン・チェースは、住宅ローンで過剰請求を受けたり不当に持ち家 を失った軍従事者の家族に対し、計200万ドル(約1億6500万円) の払い戻しを郵送で実施していることを明らかにした。

JPモルガンの広報担当クリスティン・レムコウ氏は18日の電 話インタビューで、「われわれは過ちを犯し、それを償っている」と述 べた。同行の住宅ローン部門は、現役の軍従事者4000人に対し過剰 な利払い分や手数料を払い戻しているほか、任務中に自宅を失った14 家族について差し押さえの無効化ないし補償措置を実施しているとい う。

海兵隊に所属するパイロットのジョナソン・ロウルズ氏は昨年7 月6日、サウスカロライナ州の米連邦地裁にJPモルガンを提訴した。 軍従事者を対象とする過剰請求や強引な回収行為があったとし、同行 が軍人市民保護法(SCRA)に違反したと主張している。同法は現 役の軍従事者を差し押さえから保護し、銀行に6%を上回る住宅ロー ン金利の課金を禁じる内容。米NBC放送が17日、訴訟とJPモル ガンの払い戻しを報じた。

レムコウ氏は、JPモルガンが社内で見直しを実施した上で、軍 従事者向けローン回収の対応に専念するスペシャリストチームを設置 したと説明。「どの顧客に対する過ちも悔やまれるが、今回の過ちにつ いては特に遺憾だ」と指摘した。

ロウルズ氏の弁護士によると、同氏は引き続き損害賠償や弁護士 費用、その他のコスト支払いを求めている。

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