ECBウェーバー氏:ユーロ圏と独インフレ、中期で2%未満

欧州中央銀行(ECB)政策委 員会メンバー、ウェーバー独連銀総裁は、ドイツとユーロ圏のインフ レ率が中期的には同中銀が上限とする2%を下回るとの見通しを示し た。

ウェーバー氏は18日、フランクフルトでの講演で、「中期的に、 ユーロ圏およびドイツでは2%未満のインフレ率が依然として予想さ れる」と発言。「インフレリスクはなお大体においてバランスが取れ ているが、上振れリスクが引き続き高まる可能性がある。そのため、 ECB理事会は現行の金利水準がなお適正だと考える。同時に、今後 の物価動向を注意深く監視する必要がある」と述べた。

また、「ドイツは世界経済、とりわけアジアの新興国市場の力強 い回復からかなりの恩恵を受けている」とし、ドイツの中国向け輸出 は、金融危機前の水準に比べて80%増加したと付け加えた。その上 で、勢いは一時的に減速したが、「海外からの需要に再び一段と弾み がついている」と話した。

さらにウェーバー氏は、輸出は昨年と同じペースでは伸びないが、 投資活動が「力強く拡大」し、個人消費も「かなり増加」すると予想。 失業率については2012年に平均で7%未満と、10年の平均7.7%か ら低下するとの見通しを示した。

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