カナダ中銀:政策金利を1%で据え置き-将来の利上げ「慎重に検討」

カナダ銀行(中央銀行)は、政 策金利を1%で据え置いた。また、自国通貨高や欧州の財政危機で景 気回復が鈍化する恐れがあるとし、将来の利上げについては「慎重に 検討する」との姿勢を示した。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト32人を対象に実施し た調査でも、全員が据え置きを見込んでいた。政策当局者は2011年 と12年の経済成長予想を上方修正した上で、高水準で推移している カナダ・ドルの影響で輸出の回復が「抑制」されているとしたほか、 欧州の情勢は「多大な不確実性を生み出している」と付け加えた。

18日の声明では、「金融面での刺激策をさらに縮小させるには、 慎重な検討が必要だ」とし、「かなりの過剰供給となっているカナダ の現状において、2%のインフレ目標達成に合致するよう、相当規模 の金融刺激策を続けている」と説明した。

国内総生産(GDP)については、今年は2.4%増、12年は

2.8%増との見通しを示した。昨年10月時点での予想は、それぞれ

2.3%増、2.6%増だった。

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