バーゼル3:債券部門の利益に最も打撃、株式には有利も-モルガンS

米モルガン・スタンレーのアナ リストは新たな銀行資本規制「バーゼル3」について、銀行の債券部 門の利益に打撃を及ぼすが、仏ソシエテ・ジェネラルやスイスのUB S、クレディ・スイス・グループなど株式部門に強みを持つ金融機関 にとってはメリットがあるとの見解を示した。

ヒュー・ファンステーニス氏率いるモルガンのアナリストが 18日発表した顧客向けリポートによると、バーゼル3は金融機関に 対して債券部門の資本増強を義務付けることから、今年の債券部門の 自己資本利益率(ROE)は平均で5.7ポイント押し下げられ

8.3%になる見通しだ。一方、株式部門のROEは2.6ポイントの 低下にとどまり、16.5%と予想されている。

モルガンのアナリストは、ドイツ銀行や英バークレイズなどの 大手金融機関のみ、株主資本コストを著しく上回る形で債券部門での リターンを生み出せるとの見通しを示した。また、債券部門の規模が 小さい銀行は、事業の拡大か撤退を余儀なくされるだろうと述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE