英国:12月のインフレ率、3.7%に上昇-8カ月ぶり高水準

英国では昨年12月のインフレ率が 市場の予想以上に伸び、8カ月ぶりの高水準となった。燃料や食料品 の値上がりで、イングランド銀行(英中央銀行)に政策金利を過去最 低からの引き上げを迫る圧力が高まった。

英政府統計局(ONS)が18日発表した12月の消費者物価指数 は前年同月比3.7%上昇した。ブルームバーグ・ニュースがエコノミ スト31人を対象にまとめた調査の中央値では3.4%上昇が見込まれて いた。11月は3.3%上昇だった。

12月の指数は前月比では1%上昇し、同統計開始の1996年以降 で最大の伸びを記録した。

バークレイズ・キャピタルのエコノミスト、ファビオ・フォイス 氏(ロンドン在勤)は統計発表前のインタビューで、「イングランド銀 はこれまでインフレ率が低下するとの見方を示しているが、中銀への 圧力は高まりつつあり、現時点では容易な責務ではない」と述べ、「英 中銀の論調でインフレリスクを認めるある程度の変化が見られるだろ う」との考えを明らかにした。

同時に発表された12月の英小売物価指数は前年同月比4.8%上昇 と、11月(4.7%上昇)からがインフレが加速した。エコノミスト予 想も4.8%上昇だった。住宅ローンコストなどを除いたベースでは

4.7%上昇した。

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